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こんにちは!
夏祭りやイベントなどでいまだ大人気の金魚すくい。
見ると、ついやりたくなりませんか?
「いやいや、水槽とか持ってないし、なにより世話できないし…」
と、大人なら思い留まることができますが、子供はそうはいきません。
「金魚すくってきた~!」
と言われてしまえば、飼わない訳にはいきませんよね。
そこで今回は、
- 金魚すくいの金魚の育て方や飼い方は?
- 初心者でも簡単に出来る金魚の飼育方法
- 金魚の飼育に必要なものは?
について調べてみました。
これを読んで、ぜひ金魚との生活を楽しんでくださいね!
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目次ページ
金魚すくいの金魚の育て方や飼い方は?
金魚すくいの金魚って弱い…って思っていませんか?
確かに、わりと密集したプールで、しょっちゅうポイ(金魚すくいするときに使うやつ)に追い回されたり、上から覗き込まれたりしてたら、金魚だってストレスMAXですよね。
しかも、あの金魚たちは、子供です。
大体、夏のお祭りに出回る金魚たちは、その年の春生まれで「当歳魚」と言われます。
生後4か月くらいで、お祭りデビューをするわけですね。
なので、もしお祭りから家まで無事に連れ帰ることができたら…
家族の末っ子として、大事に育ててあげてほしいと思います。
家に金魚がやって来た!まず始めにこれを用意!
急に家に金魚が来たって、経験もないし、用品もない…
とりあえず、金魚が袋に入ってるから、何か器に入れ替えて…
と、器に気が行ってしまいがちですが。
まず一番始めに用意するのは、水です。
袋の中の金魚が水面でパクパクしていなければ、もう少し袋の中でガマンしてもらいましょう。
金魚には、水道水そのままを使用するのは厳禁です。
人間にとっては無害な量の塩素でも、金魚にとっては有害です。
すぐに害が現れるというものではありませんが、なるべく除去してあげましょう。
水道水の塩素の抜き方は大きく4つあります。
- 汲み置き
- エアレーションをかける
- 中和剤を使う
- 沸騰させる
しかし、今回のような場合は、どれも現実的ではありません。
沸騰なら簡単じゃない?と思いがちですが、沸騰させると水に溶けている酸素が抜けてしまいます。
金魚が生きていくには適さない水になってしまうのです。
ではどうするか。
シャワーを使います。なるべく高い位置から、バケツなどに水を注ぎます。水面がバチャバチャとなりますね。それがエアレーションの代わりです。
塩素は揮発性ですので、それで少しは和らげてあげましょう。
本来、エアレーションも一晩くらいはしなければいけませんから、本当の緊急対策と言えます。
そして、もし天然塩があれば、それで塩水を作ります。濃度は、0.5%。
水1リットルに対して塩小さじ1です。
そこに2~3日泳がせると、浸透圧による体力消耗を防ぎ、殺菌効果もあるとされています。
ただし、アジシオとか食卓塩は避けてください。
暑い?寒い?水合わせはじっくりと
金魚は、水温に関しては順応性が高い魚ですが、急な温度変化には弱いです。
用意する水は、普通に水道から水を出した時の水温のままで大丈夫ですが、袋の水は少し温まってるかもしれません。
触ってみて、あまりにも違う場合は、用意した水の温度を調整してあげましょう。
もちろん触った感じでいいですよ。
用意ができたら、袋のまま、水に浮かべます。
10分ほど浮かべたら、温度は大体あってくると思います。
次は、水合わせです。この工程は、絶対に外さないでください。
今、金魚が泳いでいる水と、新しい水を少しずつ混ぜて、金魚を馴染ませていく工程です。
- バケツから袋を取り出し、袋の水を三分の一ほど捨てます。
- 捨てた分くらい、バケツから水を足します。
- 5分ほど待ちます。
- 金魚の様子を見て、問題なければ、同じ工程を繰り返します。
- 5分ほど待ちます。
- もう一度、同じ工程を繰り返します。これで、水はほとんど入れ替わっていると思います。
- 5分ほど待ちます。
ここまでで問題なければ、器にいれてあげましょう!
ちなみに、金魚を移動させるときは、なるべく水ごと移動してあげてください。
私たちが水中で息ができないように魚たちは空中で息ができませんし、体を網で傷つけることもありません。
残ったバケツの水は、捨てないで、明日の水替えのときに使います。
金魚を入れるのにいい器がみつからない時は…
大雑把に言うと、金魚の大きさより一回りくらい大きい器であれば、ひとまずはOKです。
深さは金魚の体高(背中からお腹)の倍、幅は全長(口先から尾ひれの先)の倍くらいが目安です。
お祭りの金魚ならまだ小さいですから、ボールやどんぶりでもいけると思います。
ラーメンどんぶりに金魚が泳いでたら…かわいいじゃないですか?
食器を使うのが嫌なら、キャップをした2リットルペットボトルを横にして上をカットして簡単ミニ水槽も作れます。
まずは休ませる!ごはんもしばらくお預け!
器に移したばかりの金魚は、いろいろな環境の変化に疲れ切っています。
金魚はストレスを感じると体表から粘膜を出しますが、それが水を汚す原因にもなりますので、最初は、
器を叩いたり、水をかき混ぜてみたりと、金魚にちょっかいを出すのはやめてください。
えさも2~3日はあげないで、様子を見ましょう。
器が小さいなら、水替えは毎日します。
同じ室内で水を管理しているなら、水温はそんなに変わらないはずですので、最初のような水温・水合わせは不要です。
手やコップなどで水ごとすくって移動してあげましょう。
水は全部を取り換える必要はありません。三分の二くらい替わっていればOKです。
排せつ物がある場合は、しっかり取り除いてください。
スポイトなどがあると便利ですよ。
最初に用意するものはなに?
絶対必要なものは、
- カルキ中和剤
- エサ
です。これらは必ず用意してください。カルキ中和剤があれば、水道水のカルキを瞬時に中和してくれるのでとても便利ですね。
また、商品によっては、その他有害な重金属も除去してくれるものもあります。
詳細はまた別に書こうと思います。
エサは、水量が少ない時は、浮くタイプのエサがおすすめです。
そして、少しずつ、食べきる量だけ与えます。エサも食べ残しがあれば、水の汚れの元になりますから、食べ残した時にすくって回収しやすいからです。
ただし、3日は断食。忘れないでくださいね!
4日目に少しエサをあげてみて、食べるようならもう大丈夫でしょう!
食べれば、排せつも活発になりますから、水質の悪化には注意してあげてくださいね。
お祭りですくってきた金魚は、ショップで買ってきた金魚よりも、明らかに過酷な状況を通過してあなたのお家に辿り着いています。
子供の頃からそんな苦難の道を乗り越えてきた金魚達を、ぜひ労わってあげてくださいね。
金魚の育て方!金魚はどのくらい大きくなる?
金魚は子供のうちは、1日2回くらいエサをあげるといいですね。
もし、庭に池があるなんて事なら、池でももちろん飼えます。
そもそも、金魚ってどのくらいの大きさになるんでしょうか?
先程、お祭りの金魚は当歳魚の小赤だと紹介しました。
まだまだ子供という訳です。
実は和金は、12~14年くらい生き、大きさは20センチを超えるほどになります!
え!金魚鉢で飼育とか無理じゃん! …と思ったあなた。
正解です。
器が小さければ、割と制限されて小型に育ちますが、ずっと金魚鉢は無理だと思います。
やってみたことないですけど。
子供の時だけの一瞬の楽しみだと思って、はやいとこ水槽を用意しておきましょう。
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初心者でも簡単に出来る金魚の飼育方法
金魚の飼育で最低限の作業は2つです。これらは必須項目ですので、必ず行いましょう。
えさやりー何をあげるの?あげかたは?
私たちが毎日3食食べるように、金魚たちにもごはんが必要です。
金魚用のエサが売っていますので、それを使用して下さい。
粒タイプやフレークタイプがありますが、お好みで大丈夫です。
粒を選ぶ場合は、金魚が食べられる大きさの粒か確認しましょうね。
エサは1日2回、食べきれる量だけをすこしずつ与えます。
子供に、「あ~ん」って一口ずつごはんをあげますよね?
最初はそんな感じでいきましょう。
そうすると、金魚もあなたを覚えて、懐きますよ。
水替えー金魚飼育の生命線!怠るべからず
水槽は金魚が生きる環境の全てです。そして水は私たちにとっての空気です。
これが汚染されると、当然ですが、金魚の生命に危険が及びます。
これは最も大切で責任のある仕事と認識してください!
では、水替えのやりかたです。
- 水替え用の水を作る
- 水槽の水を三分の一程度抜く
- 新しい水を入れる
以上、工程はこれだけです。では詳しく見ていきます。
【水替え用の水を作る】
水替え用の水は、中和剤があれば、その場でできちゃいます。
温度は触った感じでもいいので、できるだけ合わせておいてください。
中和剤がなく、汲み置きで塩素を抜きたいなら2~3日前から用意しておきます。
【水槽の水を三分の一程度抜く】
水を替えるのはもちろんですが、このときはゴミも回収するのが目的なので、水だけコップで掬い出す…みたいなのは、金魚の水替えではあまり意味がありません。
底に沈んでいるフンや食べ残しをしっかり回収しましょう。
水を抜くのは、チューブが便利ですよ。
ホームセンターでもよくビニールチューブが切り売りで売っているかと思います。
底に溜まっているゴミを水と一緒に吸い取る、というイメージです。
あまりチューブの径が太いと、水だけどんどん吸い出されてしまうので、1センチ径くらいで良いと思います。(水量によります)
金魚鉢の場合は、元の水量が少ないので、半分から全部替えるイメージです。
水温を合わせた水に金魚を水ごとすくっていれ、金魚鉢を洗ってから戻します。
【新しい水を入れる】
新しい水は、一気にいれてはいけません。最初に水合わせをしたように、少しずつ馴染ませていきます。
エアチューブなどの細身のチューブで少しずつ水槽に水を足していきます。
適量まで水が入れば終了です!
水替えは、フィルターが付いている水槽なら1週間に1度程度、金魚鉢などの水量が少ない器ならできれば毎日行ってください。
複数飼いの場合などは汚れ具合をみて調整してあげると良いですね。
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金魚の飼育に必要なものは?
アクアの扱いのあるペットショップか、熱帯魚屋さんに行って、
「金魚飼育セット」
みたいなのを買うのが確実で安いです。
金魚飼育セットって、なにが入ってるかというと…
- フィルター(濾過器)
- 中和剤
- 水槽のふた
- エサ
- エアポンプ(フィルターによる)
- エアチューブ
おそらくこんな品揃えかと思います。
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その他、豪華版ではトリートメント剤とか、熱帯魚飼育セットならライトやヒータ―も付いています。
関東から西であればヒーターは不要ですが、汲み置きの水が凍る地域にお住まいなら、ヒーターは必要ですね。
細かいものでは、水替えの説明で出たエアチューブやビニールチューブ、キスゴム(チューブなどを壁面に固定する)などもあると便利です。
用品を買う場合はネットでももちろんいいですが、この機会に近所の熱帯魚屋さんやペットショップをあたってみることがおすすめです。
店の魚や動物がきちんと管理されていて元気で、店員さんの対応が親切でしっかり説明してくれるお店なら、そこで買いましょう。
困ったことがあったら、相談できる相手(プロ)を持つというのも大事なことです。
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まとめ
金魚は基本的に丈夫な魚なので、飼うのはそんなに難しくありません。
犬のように毎日散歩に行かなくていいし、猫のように毎日トイレの世話をすることもありません(猫だけではないですが…)。
水槽で飼えば、基本メンテは週1回か数回ですので、お子様はもちろん、忙しい会社勤めの方にもピッタリではないでしょうか。
私も子供の頃、金魚すくいではないですが、学校の池で増えた金魚をもらったことがあります。
もちろん何も知らないし、本を読みながらでしたが、20センチを超えて大きくなり、10年生きました。
エサをあげる時によってきたりして、だんだん可愛くなりました。
初めてのペットにもおすすめです。ぜひ挑戦してみてくださいね!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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