間違えやすいレジ接客用語をわかりやすく解説!ケースごとの言い方をクイズ形式で紹介!

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こんにちは。

アルバイトさんでも社員さんでも、初めてレジを打つときは初心者です。

大体、接客研修があるところが多いと思いますが、いざとなると忘れてしまったり、いつの間にか我流になってしまったり。

新人さんに教える時や、お客様の応対中に「あれ?こういう時ってどう言うんだっけ?」なんて思って、慌てることもありますよね。

今回は、レジでよく使われる言い方を、クイズ形式にしてみました!

何問正解できるか、チャレンジしてみてください。

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間違えやすいレジ接客用語一覧!使い方をわかりやすく解説します!

よく間違えて使われている接客用語をあげてみましょう。

【から】この言葉は本来、始発点や相手を表わすのに使います。

例えば、「新宿から歩いて5分」「課長から電話です」などです。

となると、「一万円から」の用語は意味が違いますね。

学生さんなどの初めて接客業に入った方は間違えていることが多いです。

指摘すると、そうだったんですね!と驚かれるほど浸透していますから、ぜひこの機会に覚えましょう。

【~なります】この言葉は、なにかが変化する、A→Bの状態を表します。

また、時間の経過も表わします。

例えば、「サナギが蝶になります」「今年で5年になります」などです。

そうすると、「〇円になります」は違和感がありますね。普通は「です」と言うところを、さらに丁寧にした言葉は「ございます」です。「なります」には、そういった意味はありません。

【ほう】この言葉は、だいたいの方角や比較を表わすのに使われます。

「駅は北のほうです」「赤のほうがお似合いですよ」などです。

しかし、レジなどでよく聞かれる「スプーンのほうはおつけしますか」は、どちらにも当てはまりませんね。

この場合は単純に「スプーンはおつけしますか」でOKです。

【お預かり】え?この言葉って間違いなの?と思った方もいらっしゃるでしょう。

これは、言葉ではなく状況を間違えていることが多いパターンです。

預かるというのは、一時的に引き取りますが、それをまたお返ししますよ、ということを意味します。

例えば病院で保険証を出すと、「お預かりします」と言って受け取ります。そして、「お返しいたします」と言って返されます。

お返しするものがある場合にだけ「お預かりいたします」は使えます。

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間違えやすい接客用語をケースごとにクイズ形式で紹介!

それでは実例をあげてみます。考えてみてくださいね。

ケース1.合計金額をお伝えする時

お客様がレジにいらっしゃいました。まずは挨拶です。いらっしゃいませ!

カゴを受け取り、商品をスキャンします。スキャンが終わりレジには合計金額が表示されました。金額は、1560円です。

さて、どちらの言い方が正しいでしょうか?

A.「お会計のほうは1560円になります」

B.「お会計は1560円でございます」

正解は、Bです。

しかし、この言葉は浸透率ナンバーワンと言っても過言ではないくらい普及してますね。

なので、この言葉使いに違和感を感じている方からすると、どこ行ってもこれ!とストレスになり、些細なことでクレームに繋がりがちです。

生活の中でよく耳にするせいか、新人さんが緊張しているときに最も言い間違える言葉ですので、「お会計は〇円でございます」のワンフレーズで覚えましょう。

他には、「〇円頂戴いたします」もあります。これは、代金として〇円下さい、を丁寧にした言い方です。

余談ですが、実は「なります」を使って金額をお伝えする場合もあります。

それは、「AとBの2点でしたら〇円になります」と限定したものをあえて伝えるような場合です。

ただ、この場合でも「ございます」で間違えではないので、慣れないうちは使わなくてもいいでしょう。

ケース2.お金を受け取る時

お客様が、1560円ぴったりをコイントレーに置きました。

お客様が出されたお金は、きちんと声に出して相互確認するのが基本です

さて、なんと言ったらよいでしょうか?

A.「1560円ちょうど頂戴いたします」

B.「1560円ちょうどお預かりいたします」

正解はです。しかし、これはもはやBが主流になりつつあるような…

以前、「〇円ちょうどお預かりいたします」「レシートのお返しです」と言っていたスタッフがいました。

う~ん、一見正しいようですが、レシートはお客様からお預かりしたものではなく、買い物の明細として「発行」しているものですので、お金とレシートは対にはなりません

お釣がないときは、返すものがない訳ですから、言葉のチョイスが間違えていることが分かります。

預かったなら金返してよ、とおっしゃったお客様もいらしたので、不快に思う方も多い言葉だと思います。

この記事を見たあなたは、もう使わないようにしましょう。

ケース3.お釣りがあった時

では、お客様が一万円を出されたときはどうでしょうか?

A.「一万円からお預かりいたします」

B.「一万円お預かりいたします」

正解はBです。これもよく聞きますね。

しかし、先ほどの解説から考えると、これでは「一万円さんから何かを預かった」というニュアンスになってしまうんです。

一万円は、お客様から預かっていますよね?

ですので、単純に「から」は抜けば良いわけです。

別の見方もあります。数字に「から」をつけた場合、「それ以上」をあらわします。100人からの人手、などです。どんな金額でも、出されたお金はそれ以上にはなりません。

そういう理由からも、「から」をつけるのは間違いといえますね。

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まとめ

意外とよく聞く言葉が多かったのではないでしょうか。

なんか違和感はあったけど、なんて言うのが正解なんだろう?と思っていたかたもいらしたかと思います。

若い学生さんが間違った用語を使っても苦笑いで済まされることもありますが、逆に正しい言葉遣いをすると、それだけでお客様からの評判が上がり、信用が得られたりします。

私の経験上、常連さんに人気のスタッフは、まず言葉遣いがきれいです。

そして、接客用語に慣れてきたら、笑顔の練習もお忘れなく。

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